The Definitive Guide to アレグラ

病院で処方されたまたはご自身で購入した、今服用しているお薬と市販薬のチェックが可能！

市販の風邪薬にはさまざまな種類があるため、自分に合った商品を選ぶのはハードルが高いですよね。また、風邪薬に含まれる一部の成分は、持病があったり服用中の薬がある方にとっては服用に注意が必要です。

歯磨き等により口の中を清潔に保つこと、まめに歯科で歯石を除去してもらうこと、十分な栄養を摂ることで通常は解消しますが、市販薬も役立つことがありますので、おすすめの商品についてご紹介します。

しかし、副作用が出にくい第二世代抗ヒスタミン薬であるアレグラには、自動車運転の制限に関する注意喚起文は、添付文書上は記載されておりません。

また抗ヒスタミン薬は、抗コリン薬と似ている部分があります。このためアセチルコリン受容体をブロックしてしまい、便秘・口渇・尿閉といった抗コリン作用が起きることもあります。そのため抗コリン薬が禁忌である緑内障患者や前立腺肥大患者には、抗ヒスタミン薬も禁忌とされていました。

・眠気の副作用が少ない点が良い。一般薬もあり、宣伝もしているので患者も覚えやすい。（３０歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科）

そこで、「脳に移行しない抗ヒスタミン薬」を考えます。脳に作用するから眠気などの副作用が起こります。それでは、そもそも脳に作用しなければ先に挙げた副作用が起こらないはずです。このような考えのもとで創出された抗ヒスタミン薬がフェキソフェナジン（商品名：アレグラ）です。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

安藤はるか薬剤師、医療ライター more info 執筆・監修者都内薬科大学卒。ドラッグストアの調剤部門勤務後、派遣薬剤師として多くの調剤薬局に出向。その後、総合病院の門前薬局で経験を積み、糖尿病内科の門前薬局では管理薬剤師を務めた。現在は医療ライターとして活動中。プロフィールはこちら

それぞれのお薬の特徴を踏まえた上で紹介しているので、自分の症状にあった抗アレルギー薬を選ぶのにぜひ参考にしてください。

・「車の運転禁止」の文言がない。メーカーも発売当初、その旨説明していた。自分でも内服することがあるが、眠くならないし効果は比較的高い。（５０歳代病院勤務医、一般内科）

・皮膚炎、湿疹にたいして、またアレルギー性鼻炎にも（鼻閉塞をふくむ）効果が他剤と同等以上に認める。ねむけもなく使いやすく、使い慣れている。副作用も経験しない。（８０歳以上病院勤務医、一般内科）

ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポビドン、

アレグラ、アレジオンともに、市販薬で医療用と成分が同量の薬を購入することが可能です。

THE DEFINITIVE GUIDE TO アレグラ